「自分の音楽の原点に立ち返ることができた」ミュージックライフ・スタイリング™️1Dayブートキャンプ受講者インタビュー 伊藤充さん

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一般社団法人ミュージックライフ・スタイリング協会は、「音楽を通して生きる歓びを表現し、わかちあう」を理念に、全ての音楽経験者が生涯にわたり自分らしさを発揮して音楽を生活の一部にでき「圧倒的充実感のある音楽人生」を送れる未来を目指しています。
この記事では、ミュージックライフ・スタイリング™️の要点をたった1日で学べる1Dayブートキャンプ受講者の伊藤充さんにお話をうかがいました。
目次
ミュージックライフスタイリスト®︎とは?
ミュージックライフスタイリスト®︎ とは、ミュージックライフ・スタイリング™️を用いて音楽とライフスタイルの調和をもたらし、持続可能な音楽人生に導く、一般社団法人ミュージックライフ・スタイリング協会が認定する音楽とライフスタイルの専門家です。
ミュージックライフ・スタイリングとは、音楽スタイルとライフスタイルを調和させ、「圧倒的充実感のある音楽人生」を自らの手で創り出す方法を体系化した音楽家のためのライフスキル教育プログラムです。プロアマ、音楽ジャンル、経験年数やレベル、楽器の種類や、現在プレイヤーであるかどうかすら問わず「音楽に真摯に向き合った経験のある方」が持続可能かつ自ら腹落ちする、納得感のある音楽ライフを送れるようになります。
自ら夢を追求しながら、他の人のインスピレーションになるよう振る舞うことで、自他ともに夢をかなえる存在です。音楽を愛する人たちが、人生でどんなことが起こっても、価値観を見直しながらしなやかに自分らしいスタンスで音楽とつきあうことができるよう導くことができます。
伊藤充さんプロフィール
プロフィールが入ります。
対談の様子をYouTubeで観る(アーカイブ)
ミュージックライフ・スタイリングを受講して
演奏の自信のなさから負の連鎖にはまり込み、逃げ出すことばかり考えてしまう状況で、藁をもすがる思いで受講を決めた
Q1.名前と担当楽器やこれまでの音楽歴、今やっている活動(あれば)についてうかがってもよろしいですか?
伊藤充と申します。担当の楽器はキーボードです。アマチュアとして音楽活動をしてきましたが、社会人になってからは約20〜25年間、音楽とはほとんど関わってきませんでした。最近、バンドに誘われ、何十年ぶりにライブをしました。
Q2.ミュージックライフ・スタイリングに出会う前はどんな課題をお持ちでしたか?
僕は過去に何度も音楽で挫折を経験しているんですよね。鍵盤を好きで始めたものの、好きなアーティストのように弾けなかったり、音楽セミナーで「やめた方がいい」と言われたこともあります。そう言われた時、自分ではダメなんだと納得してしまいました。
また、バンドに誘われたけど直前になっても曲が弾けず、代役を立ててもらい、結局本番には出られなかったこともあります。お客さんとして客席から見て、自分とは違うものを感じてしまいました。
その結果、自分がダメだという思いから抜け出せず、逃げ出すことばかり考えてしまいました。どうやったら逃げ出せるか、その方法ばかりを考えるようになってしまい、自信のなさから負の連鎖にはまり込んじゃったっていう状況でしたね。
Q3.そういった状況から、どのような期待感があって受講申込をされましたか?
自分のできない部分をもう一度ちゃんと見つめ直したいという思いがありました。
どうしたら自信が持てるようになるのかがわからず、藁をもすがる思いでしたね。何かこの状況を抜け出すヒントが欲しかったんです。
Q4.受けてみようと思った一番の決め手はなんだったのでしょうか?
一番の決め手は、ライブに再び挑戦するという具体的な機会があったことです。その時、いろいろな壁にぶつかり、どのように乗り越えるべきかがわからなかったので、ミュージックライフ・スタイリングを受けることを決意しました。
何十年ぶりにライブに誘われ、曲の練習を始めたその時期が、まさにミュージックライフ・スタイリングを受けるのにちょうどいいタイミングだったと感じます。
自分が好きだったことを見つめ直し、もう一度深く感じてみたいと思っている人はたくさんいるはず。「あの頃の気持ちを、今も感じましょうよ!」
Q5.実際にミュージックライフ・スタイリングのサービスを受けてみてどんな変化がありましたか?ぜひ具体的に教えてください。
一番の変化は、自分の音楽の原点に立ち返ることができたことですね。
1Dayブートキャンプで、昔好きだったアーティストのことがどれだけ好きだったのかを思い出すことができました。
受講する前はそんな変化が起きるなんて思っていなかったので驚きました。
Q6.受講されたコースの内容や進め方に関してはどうでしたか?
テンポ良く進められつつも、考える時間がしっかりともらえるところがよかったです。
一番印象に残っているのは、集中することの大切さです。以前はいきなり曲を渡されたときに、何からやっていいかわからなくなることがありました。でも、楽譜、コード、メロディー、リズムなど、複雑な要素があっても、まず何から手を付けるべきかがはっきりとしてきました。
また、自分との約束を守ることの大切さを学び、具体的な行動計画を立てることでうまく練習を進められるようになりました。
具体的な例として、ソロのパートを練習する際、曲の中の特定の小節だけを分解し、その部分だけに集中して取り組むようにしたんですよね。
聞くだけ、なぞるだけ、あるいは聞こえない部分だけを取り出して練習するなど、段階を踏んで進めることで、目の前の課題に集中できるようになりました。
また、ホワイトボードに今日の目標を書き、TODOリストのようにその目標を消していくことで、達成感がより増しました。
このやり方は今まで誰も教えてくれなかったですし、素晴らしい考え方だと思います。
Q7.さらに、新たな気づきであったり、自分の行動で変わってきたな、と思うことはありましたか?
自己肯定感が向上しました。できないことを受け入れることで始まり、日々の小さな約束も守ることが自己肯定に繋がり、ちょっと変わってきたと思います。「できない自分じゃダメだ」じゃなくて、「できなくてもいい、 じゃあ何をしよう」っていう風に、完璧ではないと思うけど変わってきた感じはしてますね。
楽しみを見つけられるように気持ちをシフトしていけるひとつのきっかけになってるような気がしています。
Q8.ほかにミュージックライフ・スタイリングを実践して良かったと実感していることはありますか?
自分の甘えに気づき、それを乗り越えたことで、音楽の演奏にも変化がありました。ライブの演奏に対する責任感が強まり、音楽に対する自分の態度が変わりました。
ブランクを引きずっていたのですが、お客様にとっては(自分に)ブランクがあるとか関係なく、いいものを聴きたいと思って来るのだから「ブランクがあるからできなくてもしょうがない」というのは甘えだと気づいたんですよね。それが演奏に対する責任感につながり、音楽に対する自分の態度が変わりました。
今回のライブも本当は途中で挫折しかけたのですが、もしスタイリングをやっていなかったらやめていただろうと思います。
Q9.もし「これは他にはないな、ここでしか学べないな」と感じたことがあれば、それはどんなところでしょうか?
原点をもう一度見せてもらえるってところかな。音楽をただ純粋に好きだった頃に立ち返り、それを認めることで、新たな気持ちで音楽に取り組めるようになりました。
僕だけでなく他の人たちも、それぞれ違う状況で何かを抱えていて、自分が昔好きだったことに対して、どこか後ろめたさやネガティブな感情を持っている人が多いと思います。音楽の良さは、そういった感情も表現の一つとして出していいし、好きなことを再び表現できるところだと思います。自分が好きだったことを見つめ直し、もう一度深く感じてみたいと思っている人はたくさんいるはずです。
「あの頃の気持ちを、今も感じましょうよ」って思います。あの頃、あの頃はって、口癖のように言っちゃうけど、今感じることはできないわけじゃない。環境的に許されないと感じることもあるかもしれませんが、まずは自分の気持ちを整えてみることが大切です。
そして、それでもダメなら仕方がないと思えるかどうか。もう一度自分を見つめ直すきっかけになればいいと思っています。この考え方がなければ、また挫折していたかもしれないですね。
自分にとって音楽とは何かをもう一度しっかりと掴み直し、ちゃんと見つめ直したい人にとってのきっかけになればいいなと思います。
Q10.共演者やお客様、友人たちからの反応については何か変化はありますか?
ある程度の客観的な見方ができるようになり、自分の音楽に対する自信の変化が人にも伝わりました。特にライブでの演奏の変化を感じてもらえて、「音が変わった」と言われたことがめちゃくちゃ嬉しかったです。
Q11.自分の未来に対する期待感や、これからチャレンジしてみたいことはありますか?
キーボードを弾くことは、もうやめないと思うんですよ。一生、毎日絶対弾くって決めたんです。
技量的に無理なことはあるんですけど、自分の技量でできる最大限のことで楽しんでいけるようなスタンスがいいのかなと思っています。あんまり無理しちゃうと辛くなっちゃうので。
日常はそれでいいと思うんだけど、さらに上の目標としては今後も人前で演奏する機会を持ち続けたいと思っています。地元の長野県でも活動していきたいですね。
Q12.ミュージックライフ・スタイリングは、どんな方のお役にたてそうですか?
何かに挫折して苦しんでいる人々や、もう一度自分の好きなことを見つめ直したい人かな。
原点に立ち返りたいと思っている人、そんな場所を求めている人へのヒントがたくさんあります。「音楽が好き」という気持ちに気付かせてあげたいですね。
Q13.ミュージックライフ・スタイリングを受けてみようか迷っている方へ向けてメッセージをお願いします
人生の様々なステージや状況の中で、自分にとっての音楽が何なのか、もう一度見つめ直したいと思うことがあるかもしれません。
自分にとって音楽とは何か、それをもう一度しっかりと掴み直し、失いかけているものを再び取り出して、ちゃんと見つめ直したい人にとってのきっかけになればいいなと思います。
なぜ音楽が好きなのか自分でもよくわからないけれど、その理由を知りたいと思っている人に、ミュージックライフ・スタイリングはぴったりかもしれませんね。わからないままでも大丈夫だと思いますが、知りたいと思うならぜひ参加してほしいと思っています。
スタイリング・メッセージ
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