「チャレンジしたいのは、居場所をつくること。」ミュージックライフ・スタイリング協会認定講師インタビュー 苔山航佑さん
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一般社団法人ミュージックライフ・スタイリング協会は、「音楽を通して生きる歓びを表現し、わかちあう」を理念に、全ての音楽経験者が生涯にわたり自分らしさを発揮して音楽を生活の一部にでき「圧倒的充実感のある音楽人生」を送れる未来を目指しています。
この記事では、協会認定ミュージックライフスタイリスト®︎ 苔山航佑（こけやまこうすけ）さんにお話をうかがいました。
目次
ミュージックライフスタイリスト®︎とは？
ミュージックライフスタイリスト®︎ とは、ミュージックライフ・スタイリング™️を用いて音楽とライフスタイルの調和をもたらし、持続可能な音楽人生に導く、一般社団法人ミュージックライフ・スタイリング協会が認定する音楽とライフスタイルの専門家です。
ミュージックライフ・スタイリングとは、音楽スタイルとライフスタイルを調和させ、「圧倒的充実感のある音楽人生」を自らの手で創り出す方法を体系化した音楽家のためのライフスキル教育プログラムです。プロアマ、音楽ジャンル、経験年数やレベル、楽器の種類や、現在プレイヤーであるかどうかすら問わず「音楽に真摯に向き合った経験のある方」が持続可能かつ自ら腹落ちする、納得感のある音楽ライフを送れるようになります。
自ら夢を追求しながら、他の人のインスピレーションになるよう振る舞うことで、自他ともに夢をかなえる存在です。音楽を愛する人たちが、人生でどんなことが起こっても、価値観を見直しながらしなやかに自分らしいスタンスで音楽とつきあうことができるよう導くことができます。
苔山航佑さんプロフィール
六甲道・東灘こどもカフェギタースクール主宰（兵庫県）
才能活用コンサルタント／ギタリスト
ミュージックライフ・スタイリング協会認定ミュージックライフスタイリスト®︎
ウェルスダイナミクス協会認定コンサルタント
発信note 公式ファシリテーター
こどもの軽音楽部 講師
まちの軽音楽部 主宰
私はこれまでに3つの分野で「情熱があって、面白いと思うこと」を追求し、仕事にしてきた経験があります。
1つ目は、世界史への情熱を生かして世界史・社会科の予備校・学習塾講師 としての仕事。2つ目は、ハードロック＆ヘヴィメタル系のエレキギターや音楽への情熱を生かし、ギター・音楽の講師としての仕事。そして3つ目は、人の強みを見出し活用する方法を教える講師、ウェルスダイナミクスのコンサルタントとしての仕事。
いずれも人と関わり合って専門知識や技術をお伝えする仕事ですが、人にお伝えしながらこちらが教わることもとても多く、毎日充実した日々を過ごしています。
スポットではボードゲームの開発サポートや、発信にまつわるセミナー＆サポートも経験し、人と人が集まって関わり合い、一緒に何かを創り上げていくことに醍醐味を感じます。
地元である阪神エリアでは「こどもの軽音楽部」という活動にも携わり、テレビやネットをみてバンドをやりたくなったこどもたちが集まり、実際に楽器を手にしてバンドの楽しさを味わうことができる場作りもしています。
ひとりではできないことや自分の苦手なことも、そのことが好きで得意な人と協力し合えば何倍もの力が発揮できて大きな喜びや幸せにつながることをひとりでも多くの人に体感してもらいたいです。
対談の様子をYouTubeで観る（アーカイブ）
ミュージックライフ・スタイリングを受講して
音楽への情熱と日常生活はトレードオフ関係だと思っていました。でも、ミュージックライフ・スタイリングに出会って両立できるのかもと思えてきました。
Q1.名前と担当楽器やこれまでの音楽歴、今やっている活動（あれば）についてうかがってもよろしいですか？
苔山航佑です。担当楽器はエレキギターです。中学生の時にゴダイゴやビートルズ、THE ALFEE、X JAPANなどの音楽が好きでよく聴いていました。その後レッド・ツェッペリンのライブビデオをきっかけにエレキギターを始め、ロックバンド系の音楽活動をしてきました。現在は固定のバンド活動はお休みし、ジャムセッションの場を作る活動や、子どもたちに向けたバンド楽器の体験ワーク、ギターレッスンを提供しています。
Q2.ミュージックライフ・スタイリングに出会う前はどんな課題をお持ちでしたか？
音楽への情熱と日常生活のバランスに悩んでいましたね。トレードオフ（二律背反）の関係にあるのかなと思っていましたが、ミュージックライフ・スタイリングに出会って好きな音楽活動と生活は両立できるのかもと思えてきました。
Q3.そういった状況から、どのような期待感があって受講申込をされましたか？
音楽とライフスタイルをどちらもいい形に持っていきたいという期待がありました。
自分が実践していく中でそのやり方を学んで、同じように悩んでいる人に伝えていけたらと思い受講しました。
Q4.受けてみようと思った一番の決め手はなんだったのでしょうか？
生活や人生に音楽や好きなことを自然に取り入れるスタイルを作っていくのがいいと思っています。音楽と普段の生活がバッティングして、どっちかを我慢するか、少し削るみたいな状況は自分も経験していて、他にもそういう人がたくさんいるって気づいたんですよね。そういう「もっとバランス良くできたらいいのに」っていうニーズに応えたいと思ったのがきっかけです。
仲間が増えて、同じ価値観を持って一緒に活動できる人や、助け合える人が増えることに、すごく期待してるんです。もう、実際にそうなってきている感じがします。
Q5.実際にミュージックライフ・スタイリングのサービスを受けてみてどんな変化がありましたか？ぜひ具体的に教えてください。
すき間時間を上手に使えるようになり、自分にとって何が好きで、どのようなスタイルが適しているかがはっきりしました。
特に、交流できる「ジャムセッション」や好きなハードロックや元気な音楽スタイルに焦点を絞ることで、やったほうがいいことややらなくていいことがはっきりし、迷いが少なくなりました。
Q6.受講されたコースの内容や進め方に関してはどうでしたか？
思っていた以上に内容が多くて、すごく網羅されていて、まだ全てを消化しきれていませんが、大事だと思う部分から取り組んでいくことでさらに進められそうです。
オンライン学習なので自分のペースで進められるのが良かったです。
Q7.新たな気づきであったり、自分の行動で変わってきたなと思うことはありましたか？
全部得意になる必要はないんですよね。自分が好きなこと、それだけでもやることがいっぱいあって、苦手なことを無理にやるより、好きなことに集中した方が、もう一生楽しめそうって思いました。
好きなことをどんどんやっていくと、自分がワクワクする量が増えてきたんです。そんな風に感じる人と出会って、友達になったり、クライアントになったりして、これからの音楽や仕事がもっと楽しく、充実していくんじゃないかなって思ってます。
Q8.ほかにミュージックライフ・スタイリングを実践して良かったと実感していることはありますか？
音楽を生活の中心に置きたいって思ってる人たちと繋がれて、互いに支え合える友達ができたことが、本当に良かったと思ってます。
ビジネス面でも、実践的な勉強会に参加して、チラシ作りみたいな新しいことを学べたのが面白かったですね。いろんなビジネスのセミナーには行ったことがあるけど、音楽に特化した内容で、音楽をやりたい人たちとビジネスのことを学んだり意見を交換したりするのが、すごく新鮮で役立ちました。
違う分野の人と交流するのもいいけど、音楽を軸にした交流はあんまり経験なかったから、これからもっと深めていけるのが楽しみです。
Q9.もし「これは他にはないな、ここでしか学べないな」と感じたことがあれば、それはどんなところでしょうか？
音楽だけでなく、それを取り巻く生活やライフスタイルを同時に整えていくという点が、他にはない特徴だと感じました。
それに、仲間と一緒に成長していく繋がりや、コミュニティ専用のSNSみたいなものがあることもすごく良いと思います。一般のSNSでは、表示がプラットフォームによってコントロールされていて、見たい情報が見えなかったり、逆に不要な情報がたくさん入ってくることがストレスだったんですよ。
音楽という共通の関心を持つ人たちと交流できるプラットフォームはここにしかないなと思いました。
Q10.共演者やお客様、友人たちからの反応については何か変化はありますか？
これは周りからの反応ではなく、自分自身が周りを見て感じることなのですが、音楽を単に活動としてではなく、生活の一部として取り入れている人々が楽しそうで、ストレスが少なそうな様子がはっきりと感じられるようになったと思います。
Q11.自分の未来に対する期待感や、これからチャレンジしてみたいことはありますか？
ミュージックライフ・スタイリングを知る仲間が増えて、同じ価値観を持って一緒に活動できる人や、助け合える人が増えることに、すごく期待してるんです。もう、実際にそうなってきている感じがします。
チャレンジしたいのは、居場所やコミュニティを作ること。特に、セッションやアンサンブルみたいに、バンドを組まなくてもいろんな楽器で一緒に演奏できる場所や体験をもっと作って広げたいです。
一人でやるんじゃなくて、仲間と一緒にやることで、もっと大きなことができるし、一人じゃできないことも達成できるんじゃないかなって思ってます。一人で頑張ってすごい結果を出すのもいいけど、そうじゃなくて、チームでやることの楽しさや、一緒にいると何かできるって感じを伝えていきたい。そうすることで、もっと多くの人がチャレンジしたくなるような輪を作っていきたいです。
Q12.ミュージックライフ・スタイリングは、どんな方のお役にたてそうですか？
音楽と生活を対立させずに溶け込ませたい人、音楽と生活をバランス良く進めたいのにどちらかを我慢してしまっている人の役に立てると思います。
Q13.ミュージックライフ・スタイリングを受けてみようか迷っている方へ向けてメッセージをお願いします。
楽器や音楽をがんばっているけど、その頑張りが報われていないと感じている方は、ミュージックライフ・スタイリングを受けてみることをおすすめします。
新たなやり方や考え方、仲間との交流が、より充実した音楽生活や人生へつながっていくと思います。
ミュージックライフスタイリスト®︎認定講座を受講して
教室がない地域や学びの場が少ない地域の人にも活動を広げたい。旅するセッションホストやミュージックライフスタイリスト®︎になれたら面白いなって思います。
Q14.ミュージックライフスタイリスト®︎になったきっかけについて教えてください。
7年前に満ちるさんと出会ったことがきっかけで、ビジネスの勉強やセミナーに参加していて、やっぱり自分が一番好きな音楽にもっとフォーカスした活動ができたらいいなと思っていました。そんな中で、ミュージックライフスタイリスト®︎として活動していきたいと思うようになりました。
今は兵庫を中心にセッションの場を作ったり、音楽を通じて交流できる居場所を提供する活動をしています。同じ音楽を好きな人同士が関われるような場をもっと増やしていきたいと思っていて、それが生活に自然に溶け込み、特別な努力をしなくてもできる人が増えることを願っています。
また、音楽を通じて交流できる場を地元で作っていく人が増えれば面白いと思っています。例えば、定期的に僕ができない日には他の人が引き受けてくれるとか。
そうすることで、参加者を互いに紹介し合うことができ、それが収入にもなり、仲間も増える、そんなレバレッジの効いた仕組みを作っていくことが、今年のテーマだと考えています。
Q15.ワークショップ、本講座、認定講座など、これまで受けた一連のサービスについて、それぞれどんな人におすすめですか？
ワークショップや本講座は、音楽そのものを掘り下げたい人とか音楽活動をアップデートしたい人、同じ興味を持つ仲間を見つけたい人におすすめです。
また認定講座は、断片的な知識を体系立ててまとめたい人、音楽を仕事にしたい人に適しています。全体像を把握したい人にも役立つと思います。
Q16.ミュージックライフスタイリスト®︎として今後どのような人のお役に立ちたいですか？
音楽を本当はしたいけれど休止してしまっている人や、音楽を仕事にしたいと思っているが技術がないとできないと思い込んでいる人に対して、そうではなく共に仲間を作り、活動していける場を提供し、仕事にしていける方法を伝えていきたいです。
Q17.自身の音楽活動について、今思っていることを教えてください。
このプログラムを通して、話し合ったりワークショップで実際に手を動かしてみることで、頭の中のことを整理する重要性を感じています。
自分一人でもできる部分があるけど、みんなそれぞれ専門の楽器を持っていたり、専門的な経験があったりするから、自分の地域だけでは出会えない人たちと繋がることができるんです。それによって、普段届かないところにも届けることができると思っています。
オンラインでできることが多いから、教室がない地域や学びの場が少ない地域の人にも届けられるようになって、それを広げていきたいんです。旅しながら色んなところを回って、旅するセッションホストやミュージックライフスタイリスト®︎になれたら面白いなって思います。
スタイリング・メッセージ
苔山航佑さんは、人の輪をつくり、仲間を増やして共に成長していくことに熱意を持っています。
ハードロック＆ヘヴィメタル系のギタリストでありながら、世界史や発信・コミュニケーションといった分野にも長けたグローバルな視点を持つミュージックライフスタイリストです。
人当たりもソフトで優しく、こどもたちや女性にも親しみのあるリラックスした雰囲気で接してくれるので、安心して胸の内を話すことができるでしょう。
スタイリングを通して音楽への情熱と日常生活を自分らしく整えていく方法を自ら日々実践しながら伝えていきますので、音楽活動を頑張ると、仕事や家庭に影響が出る、などと悩んでいる方や、同じように熱くなれる仲間が欲しいと思っている方は、今後の発信をお見逃しなく！
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