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北陸富山から世界へ発信「気持ちがヘイトじゃいい夢みれない!」ミュージシャン タテヅカ2000さんインタビュー

午前8時。仕事に取り掛かる前に、リモートワーク中の自宅キッチンでおもむろにスマホで音声アプリStand.fm(スタエフ)を開く。「リモートディスコ?!」何やら興味深いタイトルに惹かれて中に入ってみると、それはそれはご機嫌なDJと、朝っぱらから何やら最高の音楽が!!それが、北陸富山から世界へと発信を繰り広げる タテヅカ2000さんとの最初の出会いでした。

その後も度々コミュニケーションを重ね、彼の音楽三昧の日常を肩越しにのぞきながら、都内から地元富山に戻ってからの活動の様子や「警察に捕まるほど仲がいい」という夫婦円満の秘訣まで語っていただきました。

(本記事は、事前にプロフィールなどヒアリングをした上で、Facebook・YouTube・Twitter上で対談ライブ配信形式でインタビューをさせていただいた内容を文字起こしして、記事化したものです)

満ちる
満ちる
地方から世界へと音楽発信する方法と、夫婦円満の秘訣とは?

こんな方に読んでほしい!

ずっとやりたかった音楽の夢や野望があり、今こそぶっちぎりの再チャレンジを目論む方

なんだかんだ言って、音楽やるならやっぱり東京や大阪など大都市に出ないと成功できないと思い込んでいる方

✔ 地元から世界へ自分の音楽を発信していきたい方

家族や恋人など身近な人間関係に何か問題を抱えていて解決したい方

ミュージシャン タテヅカ2000さんとは?

バンドマン、DJ、イベント企画制作、楽曲提供

90年代から新宿LOFTを中心に全国のライブハウスで活動中。
Sony.SDなどで活動後、渋谷、新宿のライブハウス店長、ラジオDJ、BARの経営などでスキルを磨く。2019年独立。
音楽人としてイベントの企画、制作、キャスティング、楽曲提供など、平成生まれの妻と二人三脚で。
コロナ禍を機に、出身地の富山と東京の2拠点生活をしている。

@TATEDUKA2000(linktree)

対談の様子をYouTubeで観る(アーカイブ)

ーー今日のゲストはタテヅカ2000さんです。
タテヅカさんは、「北陸富山から世界へ発信」ということで、毎月20日前後に新譜をリリースするチャレンジを(2021年)7月から続けています。
ぜひ自己紹介とバックグラウンドをお話しいただけますか?

タテヅカ2000です、よろしくお願いします!
出身は北陸・富山で、18歳のときにロックスターを夢見て東京に出ました。
僕の場合はまぁまぁ上手くいって、少しメジャーでやっていました。
渋谷のライブハウスの店長やレコード会社の仕事もやらせてもらい、今は奥さんと独立してバンドマン、DJ、イベント企画制作、楽曲提供などやっています。

ーー北陸の富山から世界へということで、グローバルヒットを目指して毎月新譜を出されていますよね。
タテヅカさんとは「REMOTE DISCO」というstand.fmでのライブ配信がきっかけで知り合うことができました。

[タテヅカ2000]のリモートdisco(stand.fm)

ーー同じく「REMOTE DISCO」というタイトルで昨年(2021年10月)に楽曲のリリースもされていますよね。とっても富山愛にあふれた歌詞になっていて。

そうなんです。地元の仲間と、世界に向けて発信していこうと頑張っています。

ーーとてもいいですね。一昔前までは、東京・大阪・福岡のような都会に出ないと音楽活動がなかなか成り立たない時代でした。
今は逆に地方発ということがオリジナリティになるというか、バックグラウンドを生かした活動ができる時代になってきていると思いますが、いかがですか?

それはすごく感じますね。
昔は(音楽活動をするなら)大きい都市に行かなきゃという感覚があって、ずっと東京で活動してきたんです。
僕は新型コロナウイルス流行によって東京から富山に帰ることになりましたが、地方から発信すると地元の方々がすごく応援してくれるんですよね。
だから、これからはローカルな富山から希望を与えられたらいいなと思ってます。

ーー地元の方からの応援というのはありがたいですよね。「ちょっと田舎だから…」とか、「みんなに知られていないところに住んでるから」と引け目に感じていた人たちが、「いや、俺たちの街すごいんだぞ!」と思えるようになったり。
「大きな街に出なくても、今いる街で輝ける」と発信することが地方の人たちの希望になっていると思います。

例えば駅伝なら長野県が強いし、野球も東京の読売ジャイアンツばかりが毎年優勝するわけじゃない。
音楽活動だって大都市にいなくても、地方からどんどん発信できます。
東京を越えて世界に向かっちゃおう!という気持ちでやっています。

夢を描くなら、夫婦仲良くいつもラブリーな気持ちで

ーータテヅカさんの先週末の予定を聞いてびっくりしました。
深夜帯に富山でひとつイベントをやって、その翌朝にも富山でイベントをやってから、車でで東京に移動して、東京でもライブをやってる。ものすごい体力だし、ものすごい活力ですよね(笑)

ライブも移動も、いつも奥さんと一緒なので、旅行みたいですごく楽しいんです。

ーー本当幸せそうですよね。一緒に仕事していなければ、普通なら奥さんと四六時中過ごすことはないですもんね。

仕事もプライベートも一緒ですね。
音楽活動をやりたくても家族が反対して……ということはよくあると思うんですけど、奥さんやパートナーから応援してもらえるとやりやすいですよね。

ーー本当にそうだと思いますよ。
お話によると、16歳年下の奥様とは「警察に捕まるほど仲良し」ということで(笑)、皆さんうらやましいんじゃないかなと思います。
夫婦生活を円満にさせるために何か心がけていることや、気をつけていること、秘訣といえるようなことってあるんでしょうか。

普段から、ご飯を作ってくれたら「おいしいね」とか「ありがとう」って言っています。
普段から仲がいいので、音楽活動も応援してくれますよ。
誰でも結婚したてのときって「幸せにするぞ!」っていう気持ちがあるじゃないですか。
そこを貫けば夫婦は円満だと思います。

ーー「一生一緒にいるぞ!」みたいなね(笑)

みんな、けっこうそこがブレちゃう(笑)
僕は結婚するときに、つまんない欲は捨てて一生幸せにするっていう覚悟が決まったので。
結婚10年目ですけど、とても仲がいいですね。

ーー10年目でもラブラブって信じられない、ありえないっていう方もいるかもしれませんね(笑)
お仕事でも、ご自身が書いた楽曲をアレンジしたり、トラックを作ったり、動画を作ったりといった制作そのものに、奥様も関わっていらっしゃるんですよね。
「DJナギトリス」っていうお名前で。

そうなんですよ、嫁ちゃんが全部やってくれていて。
僕が頭ん中で思っていることを形にしてくれるのが嫁ちゃんなので、必要不可欠な存在ですね。

ーーすごいですね、具体的な役割分担はどんな感じなんですか?たとえば、ひとつの曲をリリースするまで。

詞と曲は僕が書くんですけど、レコーディングやアルバムのジャケット制作など、細かいことをやってもらっています。

ーーそういうエンジニアリングの技術があるのはすごいですね。いくら一緒にやりたい、助けたいといっても、スキルが無いとできないですよね。
奥様はDTMやミックスといった音響の知識が元々あったんですか?

ナギちゃんはね、知識は全然無かった。
元々エステティシャンで。

ーー本当ですか?!エステティシャン?これもびっくりですね!(笑)

これは本当に、愛の力ですよ!
Googleなどで調べながら覚えてくれたんです。
KANさんの「愛は勝つ」って曲があるけど、本当にその通りだと思いますよ。

ーーすごい!愛の力で音楽制作のスキルも身につけちゃったんですね。

僕はワールドヒットとか連続リリースとか、夢を語りながら活動していますが、そのためには夫婦仲良く気持ちを穏やかに、ラブリーな気持ちでいないといい夢って見れないと思うんですよね。

ーー「ヘイトからは夢が描けない」というのをこのインタビューのテーマにしていますが、タテヅカさんの話を聞くと「たしかに!」と思いますね。
例えば、パンク、ロック、ヘビーメタルみたいな少し攻撃的な音楽や、ヒップホップでも、憎しみやヘイトを題材に書く曲ってあるじゃないですか。
衝動をぶつけるような歌い方をする人もいます。
その一方で、ずっと続けていくことを考えると、普段から穏やかに、お互いを思いやる気持ちが大事になってくるんですね。

そうですね。ロックとかパンク、ヒップホップは攻撃的な面があったりしますけど、そういう楽曲を作ったりステージ上でエキサイティングなパフォーマンスをしているとしても、やっぱり私生活は穏やかに愛をもって過ごせるのがいいと思いますね。

ーーステージと私生活の緩急、バランスがあるわけですね。

緩急、オンオフはすごく大事だと思いますね。

選択肢は「やるかやる」訳わかんない理由はとっぱらえ!

ーーいろんな大事なお話が出てきましたね。
タテヅカさんのように音楽への夢を持っていても、自分の年齢・住んでいる場所・抱えている状況とかを言い訳にして、なかなかできないと思っている人もいます。
事前にお伺いしたなかで「いやいや、だからこそやるんだよ!人生やるかやるだよ!」というお話も出てきましたね。その辺りも含めて皆さんにメッセージをお願いします。

やりたいなら、やったほうがいいと思うんです。
仕事とか、忙しいとかっていう、僕からすると年齢とか場所とか訳わかんない理由はとっぱらっちゃったほうがいいと思うんですよね(笑)
悩まずにやっちゃえば、圧倒的に充実すると思うんですよ。
夢があるなら叶えたいと思うはずですし。
僕は富山から世界に向けてそんなメッセージを発信して、希望の人になりたいですね。

ーー訳わかんない理由って本当にある(笑)
本人はそんな生活にどっぷり浸かっていると、そういうものなんだって諦めてしまいがちだけど「実はそうじゃないかもよ」と。
「あんまり気にしなくてもいいかもよ、できることからやっちゃおう!」みたいな気持ちが伝わってきます。
「訳わかんない理由」って確かにそうかもしれません。面白い(笑)

言い過ぎちゃった(笑)

ーーいやいや、よくわかります。
とある主婦の方に10月にイベントとかライブのお誘いをしたら、「10月は子供の運動会があるから……」って断られたんですよ。
運動会はたった1日だけで、毎日やってるわけじゃないのに(笑)

そう、それがいわゆる「訳わかんない理由」(笑)

ーーそうですよね、自分が何かをやらない理由ではない。
ていのいい断り文句だったのかなと思いながらも、人は訳わかんない理由を掲げながらやりたいことをやらなくなっていくんだな、と思いまして(笑)
タテヅカさんを見ていると、まだまだイケる!という気持ちが感じられました。

まずは行動!悩んだらまずやっちゃえ!

ーー「最後に、これだけは言っておきたい!」ということはありますか?

最後に言っておきたいのは「やっちゃいましょう!」ってことですね。
コロナが落ち着いてきたら、夜の街に繰り出して直接人と会って語り合うのもいいし、悩んだときの選択肢は「やるかやる」なので、やっちゃったほうがいいって思います。
やりたいことがある人は、人としゃべったりしたほうが楽しいし、圧倒的に充実するの。
やりたいことがないときが一番つまらないので、家から飛び出していろいろな人と会って、肌で感じながら「とにかくやっちゃってください!」っていうのが僕からのメッセージですね。

リリース情報とかライブ情報とかそんなんどうでもよくて(笑)伝えたいのはそれだけです!
満ちるさんも、こうやって発信していらっしゃるのが本当にすごいと思うんです。
共感した方は「Put your hands up! 一緒になって楽しいことやっていきましょ!」っていう感じです。

ーーありがとうございます!そうやって締めくくっていただいて嬉しいです!
本当に、やることがあるっていうのは幸せだし、充実しているんですよ。
私が掲げている「圧倒的充実感のある音楽人生を」というのは、音楽でなくてもいいんです。
やることがあって、寝食を忘れて夢中になれる、そういう状態が圧倒的な充実感だと思うんですよ。
緩急のリズムとかも、今日たくさんいろいろ教えていただきました。
楽しくお話ししながらも、名言がたくさん飛び出してきましたね。
「普段穏やかに、ステージの上でエキサイティング」とか「気持ちをラブリーにする」ということ。ちょっと心がけるだけでも、人にかける言葉遣いが変わってきますよね。

言葉の端っこをやさしくやさしく、ひたすらやさしく、時々スパイシーにという感じですね。(笑)

ーーその言葉、すごく気に入りました(笑)
今日は本当に楽しいお話で、あっという間でした。
気持ちがヘイトじゃいい夢みれない、やっぱり普段から気持ちを穏やかに、そしてラブリーに、それから言葉の端っこをやさしくやさしく、とにかくやさしく、時々スパイシーに……と。
ちょっと意識するだけでも、人間関係がガラッと変わってきますよね。
自分がやりたいことや夢に対して、やりやすく、生きやすくなってくると思います。
今日は本当に楽しいお話、役立つお話をありがとうございました!

タテヅカ2000さんのプロフィール

NHK密着取材も!富山から世界へ♪48歳の挑戦が話題に。

バンドマン、DJ、イベント企画制作、楽曲提供

90年代から新宿LOFTを中心に全国のライブハウスで活動中。
Sony.SDなどで活動後、渋谷、新宿のライブハウス店長、ラジオDJ、BARの経営などでスキルを磨く。2019年独立。
音楽人としてイベントの企画、制作、キャスティング、楽曲提供など、平成生まれの妻と二人三脚で。
コロナ禍を機に、出身地の富山と東京の2拠点生活をしている。

タテヅカ2000 Twitter

タテヅカ2000 Instagram

TATEDUKA 2000 YouTube

Apple music

Spotify

音楽歴

90年代から新宿LOFTを中心に全国のライブハウスで活動中。
Sony.SDなどで活動後、渋谷、新宿のライブハウス店長、ラジオDJ、BARの経営などでスキルを磨く。2019年独立。
音楽人としてイベントの企画、制作、キャスティング、楽曲提供など、平成生まれの妻と二人三脚で。
コロナ禍を機に、出身地の富山と東京の2拠点生活をしている。

憧れのアーティスト、クリエイターなど

箭内道彦さん

転機について

結婚が転期になりました。
大好きなお嫁さんと一緒に仕事をする様になってから、僕の人生は間違いなく変わりました。

朝起きてから夜寝るまでのライフスタイル

8時起床 メールのチェック。猫やお嫁さんと遊んだり。笑

12時 ご飯タイム

13時 ミーティングや打ち合わせ。

18時半 家族で晩御飯

19時半 打ち合わせや仕事関係の仲間とミーティング。
|おうちにいる日はオンラインでの発信。資料創り。
|または映画や音楽をのんびりきいたり、猫やお嫁さんと遊んでいます。

25時就寝

活動方針&価値観

オファーに対しては殆どやる事を選択しています。
やらないを選ぶと、0になってしまいます。

将来のビジョン

パンデミックで30年近く過ごした東京を離れ、現在は地元の富山から世界に向けて発信しています。
ワールドスターに駆け上がりたい。
そうする事で全ての人の希望になりたいです。

読者・視聴者へのメッセージ

世間、他人、環境のせいにしてるうちは成功はないし、気持ちがヘイトじゃいい夢はみれません!

いっぱい寝て、フレッシュな状態で、グローバル&グローカルに真っ直ぐに
チャレンジして下さい!

インタビューを終えて

結婚が飛躍の転機になったというタテヅカ2000さんは、本当に明るく楽しいハッピーパーソン!

気持ちがヘイトじゃ、いい夢みれない!

お互いに結婚を決めた時の「なんとしても幸せにしよう!」という決意を忘れずに、毎日のやりとりの端々や言葉尻に優しさを保つこと。…そして、ちょっぴりスパイシーに🤣

それなら、今日から自分にもできることがある!と素直に思えるリアルなお話でした。

スタイリング・メッセージ

ミュージックライフ・スタイリングでは、音楽を続けていくためには音楽性や世界観の確立と、ライフスタイルを整えることが重要だと伝えています。

このライフスタイルという言葉は非常に広い意味がありますが、時間の使い方、空間やとりまく環境、そして人間関係が含まれます。

音楽やっていて、夫婦や親子といった最も身近な人間関係に悩む人は多いと思います。かつての私もそうでした。

満ちる
満ちる
愛と優しさがミュージシャンを救う!

人生、やるか、やらないかじゃない。やるか、やるかだ!と、力強いメッセージを胸に、半径5メートルにいる身近な人を大切に生きていきたいですね。